秋田の酒造各社、消毒液の代替品を相次ぎ生産

2020/5/8 16:30
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秋田県内の酒造会社が消毒液の代替品として利用できる高濃度エタノールの生産に相次ぎ乗り出した。新型コロナウイルスの感染が広がり消毒液が不足する中、厚生労働省が認めた特例を活用する。

秋田県内の医療機関に無償提供する「秋田県発酵77」

天寿酒造(由利本荘市)は「天寿アルコール67度」を生産し、1日から出荷を始めた。日本酒原料のアルコールをアルコール度数67度に希釈した。300ミリリットル入り1本759円で、2万8千本を生産し、県内の酒販店で販売する。

「美酒爛漫(らんまん)」知られる秋田銘醸(湯沢市)は酒かす焼酎の製法を活用した「美酒爛漫 秋田アルコール71」を2500本前後生産する。700ミリリットル入り瓶1320円で、11日から同社ネット通販サイトで販売する。発売に先立ち、8日、102本を湯沢市に寄贈した。

オエノンホールディングス子会社の秋田県発酵工業(湯沢市)は「秋田県発酵77」(720ミリリットル入り瓶)を生産。県内の医療機関に5月中旬から無償で提供する。

国税庁が1日以降に出荷される高濃度エタノール製品について、条件を満たせば酒税を課さないと発表。これを受け、天寿酒造や秋田銘醸は酒税分を値下げした。

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