スペースマーケット、オフィスの間借りを仲介

2020/5/8 12:19
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オフィスなど様々な空間のシェアリングを手掛けるスペースマーケットは、オフィスの間借り支援を始めた。在宅勤務の拡大などで余ったオフィス空間の一部を貸し出したい企業と、"同居"したい企業をマッチングする。都心などでオフィス賃料の負担を軽減したいと考える企業の利用を見込む。

都心にオフィスを構える企業の賃料負担の軽減につなげる

開始したのは「オフィス間借りサービス」。オフィスの一部を貸し出したい企業と、そこに間借りしたい企業をマッチングし、物件のオーナーとの交渉や費用などの契約面を支援する。

都内の地下鉄表参道駅近くの120席程度のオフィススペースを対象に、一部を間借りする企業の募集を始めた。もともと入居していたのはIT(情報技術)関連のスタートアップだが、同社では新型コロナウイルスの感染拡大で3月からは在宅勤務する社員が大半を占めるようになり「現在通勤している社員は数人」(同社)という。オフィスの移転も検討しているが、解約には6カ月前の通告が必要で転居費用などのコストも必要になるため、間借りで同居してくれる企業の募集を始めた。

スペースマーケットは、物件の一部を貸し出す企業と間借りする企業の条件や要望を聞き取り、円滑に契約できるよう支援する。インターネット環境の整備や追加で必要になるオフィス家具もパートナー企業を通じて手配する。契約成立後に間借りする企業から手数料を受け取る。

在宅勤務の拡大により、都心にオフィスを構える企業ではオフィス縮小や移転で賃料の支出を抑える動きが広がる。ただ、スタートアップなどの小規模な企業にとって解約の手数料や引っ越しに伴う負担は重い。またオフィスを貸し出すオーナーにとっても、解約による賃料収入の減少は避けたい事態だ。スペースマーケットはオフィスの空きスペースをシェアリングすることで、こうした物件の入居企業とオーナーの双方の課題解決を目指す。

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