治療薬・ワクチン開発で協力 日米首脳が電話

2020/5/8 11:02 (2020/5/8 12:06更新)
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安倍晋三首相は8日午前、トランプ米大統領と電話で約45分間協議した。新型コロナウイルスを巡り治療薬やワクチン開発、経済の再開に向けた取り組みで一層協力することで一致した。北朝鮮など国際情勢についても意見交換した。

両首脳の電話協議は3月25日以来で日本側から提案した。政府は首脳間で確かめた治療薬やワクチンの連携を新型コロナを巡る日米協力の柱のひとつとして重視する。

厚生労働省は7日、抗ウイルス薬「レムデシビル」を新型コロナ感染症の治療薬として特例承認した。米側に安定的な供給で協力を求めてきた。

レムデシビルは米ギリアド・サイエンシズが開発した。日本は重症患者の治療に活用する方針だが、供給能力は当面限られる見通しが出ている。

両首脳は日米双方の国内の新型コロナを巡る状況についても説明した。経済の再開を見据えて今後も連携する方針も確認した。

両首脳はミサイル開発の動きなどが懸念材料の北朝鮮情勢も議題にした。日本側の説明では、日本人拉致や核・ミサイル問題の解決へ日米で一層緊密に協力すると一致した。北朝鮮については弾道ミサイル関連施設や新型潜水艦の整備を巡る情報が流れており、日米は動向を警戒する。

2021年に延期した東京五輪・パラリンピックの成功に向け、日米で引き続き連携する方針でも足並みをそろえた。

6月には米国が議長国を務める主要7カ国首脳会議(G7サミット)をテレビ会議方式で開く。日米首脳は世界的な感染拡大対策や経済再開の方策などで歩調を合わせる。

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