1~3月の米労働生産性 マイナス2.5% 生産高減で

2020/5/8 3:46
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【ワシントン=長沼亜紀】米労働省が7日発表した1~3月期の非農業部門の労働生産性(季節調整済み、2012年=100)速報値は年率換算で前期比2.5%低下した。2期ぶりの低下だが、下げ幅はダウ・ジョーンズまとめの市場予測(5.5%程度の低下)より小さかった。

1~3月期の米労働生産性は2期ぶりにマイナスになった(米シカゴの自動車工場)=AP

労働時間が3.8%減ったが、生産高は6.2%減り労働時間より大幅に減少したため、生産性が低下した。賃金指標となる非農業部門の単位労働コストは4.8%上昇した。

不況時には企業が積極的にコスト削減するため生産性は上昇する傾向があり、今回も新型コロナウイルスによる景気の落ち込みを背景に4~6月期には生産性が大きく上昇するとみられている。

ただし、ウェルズ・ファーゴ証券のエコノミストは、危機後の動向が焦点だとして「新型コロナの影響による設備投資計画の削減が長期的な経済の生産性にとって深刻なリスクだ」と指摘した。

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