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米医薬モデルナのワクチン治験、今夏にも最終段階へ

(更新)
モデルナのホームページ

【ニューヨーク=西邨紘子】米バイオ医薬ベンチャーのモデルナは7日、同社が手掛ける新型コロナウイルス向けRNA(リボ核酸)ワクチンが近く、治験の第2段階に入ると発表した。4月末に米食品医薬品局(FDA)に提出していた治験計画が承認された。スイスの製薬会社ロンザと1日に協業を発表しており、治験と並行して生産開始に向けた準備も進める。

モデルナは米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)と協力し、国際的な官民組織、感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)の支援を得て新型コロナの有力なワクチン候補「mRNA-1273」を開発している。3月にワシントン州の病院で第1段階の治験を開始していた。

今回発表した第2段階の治験では、成人600人を対象に2種類のワクチン候補を異なる用量で投与し、安全性や有効性を調べる。20年夏をめどに、開発の最終段階に当たる治験の第3段階に入ることを見込んでいる。

ロンザとのワクチン生産での協業は10年間の契約。米生物医学先端研究開発局(BARDA)の資金援助を得て、まずロンザが持つ米国とスイスの製造拠点で新型コロナ向けワクチンの生産体制を整える。7月には最初の出荷を見込んでおり、21年以降は年間10億本規模の生産能力確保を目指す。

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