医療コンテナで24時間対応 クルーズ船、帰国217人

2020/5/7 19:30
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 イタリア籍クルーズ船「コスタアトランチカ」の乗員から、患者が発生した時のシミュレーションをする医師ら(2日、長崎市、(C)ARROWS)

イタリア籍クルーズ船「コスタアトランチカ」の乗員から、患者が発生した時のシミュレーションをする医師ら(2日、長崎市、(C)ARROWS)

長崎市に停泊しているイタリア籍クルーズ船「コスタアトランチカ」の乗員の新型コロナウイルス集団感染で、現場で医療支援に当たった医師が7日、オンラインで記者会見した。船外に設置したコンテナで、24時間態勢で交代しながら診療などに当たったと明かし「専門家の指導の下、二次感染への対策も十分取られていた」と述べた。

6~7日、陰性の乗員36人が下船し、帰国の途に就いたのは計217人になった。

会見したのはNPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」の稲葉基高医師らで、4月末派遣された。稲葉氏は、豪雨災害時にもトレーラーハウスで診療経験があったとし、コンテナ内での診療に「抵抗はなかった」と話した。即席のナースコール設備があり、船内で療養する軽症者の体調急変を察知できる態勢も整っていると述べた。

長崎県によると、6~7日に下船した36人はいずれも国籍非公表で、長崎空港から空路で帰国。船の4月20日時点の乗員は623人で、これまでに乗員149人の感染が確認されている。〔共同〕

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