ミクロン精密社長「リーマン並みの需要減覚悟」
コロナ危機 トップらに聞く
[有料会員限定]
小型の研削盤で世界的なシェアを持つミクロン精密は、2008年9月のリーマン・ショック時に売上高が3分の1に減少した。榊原憲二社長はちょうどそのころ、社長を継いで苦労したが、今回はさらに厳しい局面を覚悟している。
――緊急事態宣言の延長で事業にどのような影響がありますか。
「移動自粛が影響している。受注した機械は社員が納入先の工場へ出向いて調整をしている。遠隔作業を試みているが、県外へ試運転に行かざるを得ないこ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り863文字