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中国スマホ出荷2割減 1~3月期、新型コロナで低迷

【広州=川上尚志】米調査会社IDCが発表した2020年1~3月期の中国のスマートフォンの出荷台数は、前年同期比20.3%減の6660万台だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け販売が落ち込んだ。首位の華為技術(ファーウェイ)の出荷台数も4%減ったが、競合に比べると落ち込み幅は小さく、シェアは4割を超えて過去最高になった。

ファーウェイの中国の1~3月のスマホ出荷台数は前年同期に比べ減ったが、シェアは高まった(広東省広州市の販売店)

1~3月期は大手5社ともに出荷台数が前年実績を下回った。ファーウェイは4.4%減の2840万台で、シェアは42.6%と7.1ポイント上昇。次世代通信規格「5G」に対応するスマホで過半のシェアを握り、消費者の支持を集めた。

2位のvivo(ビボ)は24.5%減の1200万台、3位のOPPO(オッポ)は15.8%減の1180万台だった。4位の小米(シャオミ)は33.8%減の700万台、5位の米アップルは12.2%減の510万台だった。シェアの順位に変動はなかった。

世界最大である中国のスマホ市場は飽和感が強まっており、19年まで3年連続で出荷台数が前年実績を下回っている。20年1~3月期も需要は伸び悩んでいたが、新型コロナが追い打ちをかけた。2月には多くの販売店が時短営業や休業を迫られ、営業が正常化した後も外出を自粛する消費者が目立った。サプライチェーン(供給網)も混乱し、一部メーカーではスマホの在庫が一時的に不足した。

中国は新型コロナの封じ込めに成功しつつあるが、本格的な景気対策は遅れ気味で雇用や所得への影響が広がっている。IDCは「消費者の予算は厳しく、中国のスマホ市場の本格回復には時間がかかる」としている。

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