遮断機ない踏切、死亡事故相次ぐ 廃止には高い壁
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遮断機も警報機もない踏切で、歩行者や通行車両が巻き込まれる事故が後を絶たない。踏切の廃止や遮断機の整備などの対策には多額の費用がかかる。利便性の面から廃止に反対する住民も多く、問題の解消が進んでいない。
2019年3月、神奈川県逗子市のJR逗子駅近くの踏切で、走行中の電車が線路を横断していた90代男性をはねる死亡事故が起きた。踏切の長さは35メートルと通常よりも長いが、遮断機も警報機も設置されてい...
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