地上イージス配備候補地、秋田県内で検討 現行案断念

2020/5/7 15:00
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米ハワイ州カウアイ島にある地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の米軍実験施設(2019年1月)=共同

米ハワイ州カウアイ島にある地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の米軍実験施設(2019年1月)=共同

防衛省は地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)への配備を断念し、秋田県内で新たな候補地を検討する。新屋へ置く現行案に地元で反対が強いことを考慮した。

防衛省は現行案をまとめる前提となった調査に不備が判明したため、新屋を含む青森、秋田、山形3県の国有地20カ所を5月末を期限に再調査している。このうち10カ所が秋田県内にある。

日本海側に立地し弾道ミサイルを探知・追尾するレーダーの電波を遮る物がないなどの基準で選定する。

秋田市の穂積志市長は7日、記者団に「新屋は非常に住宅地に近い。防衛省自ら適地ではないと取り下げることが最良の選択だ」と語った。

政府は北朝鮮による弾道ミサイルの発射に備え、国内でイージス・アショア2基の配備を計画する。19年5月に新屋演習場と陸自むつみ演習場(山口県萩市、阿武町)を適地と判断していた。

再調査の期限は当初3月20日だったが、天候不良や新型コロナウイルスの感染拡大で延長した。河野太郎防衛相は再調査の結果が出る前に秋田県への訪問を検討する。新型コロナの影響で日程のメドは立っていない。

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