福岡中央銀行頭取「一定の覚悟持ち、リスク取る」
コロナ危機 地方揺らぐ インタビュー編
[有料会員限定]
福岡中央銀行は「中小企業専門金融機関」を掲げ、地域の小規模な事業者の資金繰りを支えてきた。古村至朗頭取は日本経済新聞のインタビューに、新型コロナウイルスの感染拡大で経済が停滞する今だからこそ「真価が問われている」と話した。中小・零細企業の支援のため、一定の覚悟を持ってリスクを取っていく考えを表明した。
――取引先には中小・零細が多くあります。
「相互銀行が起源で、中小企業等貸出比率は2019年3月末で92%だ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1000文字