ウーバー、従業員の14%を削減 リフトに続き

2020/5/7 1:32
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【シリコンバレー=白石武志】米ライドシェア大手のウーバーテクノロジーズは6日、世界の従業員数の14%にあたる3700人を削減すると明らかにした。競合する米リフトも4月末、17%の従業員の一時解雇を発表している。新型コロナウイルスの影響でライドシェアの需要は世界的に急減しており、両社は固定費の削減を急ぐ。

新型コロナの影響でウーバーのライドシェア需要は急減している=AP

ウーバーは一時解雇の計画を米証券当局への開示資料で明らかにした。対象は顧客サポートと採用部門になるとしており、人員削減に伴う給付金などで約2000万ドル(約21億円)の費用を計上する見通しだ。同社はダラ・コスロシャヒ最高経営責任者(CEO)が5月から12月末までの基本給を放棄することも明らかにした。

リフトは4月29日に従業員の17%に相当する982人を一時解雇するほか、雇用を維持する288人にも無給の休業取得を求める方針を明らかにしている。同社は人員削減などによって2020年4~6月期に2800万~3600万ドルの費用が発生すると見込んでいる。

米メディアは欧米などで外出制限が本格化した3月下旬以降、ウーバーではライドシェアの総予約数が通常に比べ8割減ったと報じている。リフトは6日夕、ウーバーは7日夕にそれぞれ20年1~3月期決算を発表し、幹部らが今後の業績の見通しなどについて電話会見で説明する見通しだ。

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