米GM、1~3月9割減益 米国・カナダ生産を18日再開

2020/5/6 21:45
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GMは米国とカナダの生産を18日に再開する(テキサス州の完成車工場)=ロイター

GMは米国とカナダの生産を18日に再開する(テキサス州の完成車工場)=ロイター


【ニューヨーク=中山修志】米ゼネラル・モーターズ(GM)が6日発表した2020年1~3月期決算は、純利益が前年同期比86%減の2億9400万ドル(約310億円)だった。新型コロナウイルスの影響で世界販売が前年同期から22%減少した。米国とカナダでの生産を18日から再開することも併せて発表した。

売上高は同6%減の327億ドルだった。新車販売は1~2月の生産が止まった中国市場が4割減と大きく落ち込み、南米が15%減、北米が7%減だった。合計の販売台数(出荷ベース)は145万台と前年同期から42万台減少し、市場シェアは10.1%と0.4ポイント低下した。

米国の3工場の閉鎖など生産再編に伴うコスト削減が進んだ結果、米自動車大手では唯一最終黒字を確保した。新型コロナの影響を受けて管理職の昇給停止などを発表済みだが、メアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は「長期的な価値を生むためにこれまでも厳しい判断をしてきた」と述べ、追加リストラの可能性を示唆した。

北米や南米では新型コロナの影響が4~6月にさらに拡大する見通し。金融機関の融資枠から160億ドルを引き出し、3月末時点で321億ドルの手元資金を確保した。

米自動車大手では米フォード・モーターと欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が1~3月期に最終赤字となった。フォードは4~6月の営業利益に相当するEBIT(利払い・税引き前利益)が50億ドル超の赤字になる見通しを示している。

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