新型コロナ、世界の感染者364万人 米はNY以外で増加も

2020/5/6 6:24 (2020/5/6 7:22更新)
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地下鉄の清掃に使われる道具を試すニューヨーク州のクオモ知事=AP

地下鉄の清掃に使われる道具を試すニューヨーク州のクオモ知事=AP

【ニューヨーク=吉田圭織】米ジョンズ・ホプキンス大学の調べによると、米東部時間5日午後4時(日本時間6日午前5時)時点の新型コロナウイルスの感染者数は世界で約364万人、死者数は25万5千人に達した。英国は介護施設など病院外で亡くなった人も対象に加えたことで死者数が2万9千人に達し、イタリアを抜いて世界で2番目に多くなった。

感染者数が最多となる米国は119万4千人となり、死者数は7万人を超えた。新規感染者数は1日に2万人超と、高止まりが続いている。

新規の感染者数の推移には州ごとの違いも出てきた。外出制限を続けるニューヨーク州は新規の感染者数が4月前半まで1万人を超えていたが、足元では5千人未満に減っている。一方で、制限を緩和したテキサス州やミズーリ州では感染者数が再び増加する兆しがある。

ニューヨーク州のクオモ知事は5日の記者会見で、米ワシントン大学が4日に公表した死者数の最新予測に言及し、「経済再開を急げば経済的な損失は減らせるが、人命が失われる」と指摘した。同大は各州が行動規制を緩めて感染リスクが増えることを反映し、米国の死者数が8月上旬までに13万5千人と1カ月前の予測の2倍超の水準になるとした。

ニューヨーク市のデブラシオ市長は5日の記者会見で、市内の病院で血管の炎症を引き起こす川崎病に似た症状が子供に出ていると警告した。症状が確認された15人の子供のうち、10人が新型コロナ検査か抗体検査で陽性と出ている。川崎病は重症化すると心臓障害につながるとされ、市当局は似た症状が出た場合は即座に病院に連絡するよう呼びかけた。英国やフランス、イタリア、スペインといった欧州諸国でも同様の事例が確認されている。

デブラシオ氏は、6日未明から市内の地下鉄の24時間営業を取りやめることを踏まえ、休止時に数百人の警察官を配置すると明らかにした。

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