サンスター、山梨にうがい用液の工場新設

2020/5/5 20:45
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サンスターは山梨県南アルプス市にうがいに使う洗口液の工場を新設する。投資額は約50億円で、2021年度内の稼働を目指す。歯周病の予防など衛生意識の高まりで洗口液の需要は拡大しており、生産能力を3倍に高める。中国や東南アジアなど市場拡大が見込める地域への輸出も強化する。

洗口液の生産能力を3倍に高める

現在は高槻工場(大阪府高槻市)で洗口液を製造しているが、山梨工場の稼働後は徐々に生産を移管する。高槻工場の周辺には研究施設が多く、今後は製品開発の拠点に切り替える。

同社によると、洗口液の19年の国内市場規模は約350億円。ここ5年は年3%のペースで伸びている。口臭を気にする人の増加や、歯周病予防の広がりを受けて需要が拡大している。

南アルプス市にはグループ企業の工場があり、敷地の空きスペースを利用する。山梨に生産拠点を設けることで、最大の消費地である首都圏への輸送コストなどを削減できる。

新工場では容器の製造も手掛ける。メーカーが容器を自社生産するのは業界でも珍しい。コスト削減や生産効率向上のほか、環境負荷を軽減した容器開発を迅速にする狙いがある。洗口液はライオンも19年に明石工場(兵庫県明石市)に新棟を稼働させるなど、各社が注力している。

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