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米コロナ死者、夏に13万人も 米大が予測を倍増

トランプ大統領は感染を抑えながら経済を再開させる青写真を描く=ロイター

【ワシントン=鳳山太成】米ワシントン大学は4日、新型コロナウイルスによる米国の死者数が8月上旬までに13万5千人に上るとの最新予測をまとめた。各州が行動規制を緩めて感染リスクが増えることを反映した。1カ月前の予測に比べて2倍超の水準への上方修正となる。トランプ政権は同大の試算を参考にしており、経済再開の議論に影響を及ぼしそうだ。

31州が5月11日までに行動規制を緩めて人の移動が増えることを条件に盛り込み、死者数を9万5千~24万3千人と試算した。同大は13万5千人を死者数のメーンシナリオとしている。検査体制の拡充や気温の上昇は感染を抑える方向に働くものの、人の接触機会が増えて感染が広がると見込んだ。

4月上旬時点では、8月上旬までに6万人超が死亡すると予測した。5月末まで厳しい行動規制を続けることを前提にしていた。トランプ政権が経済活動を段階的に再開させる方針を示し、30州以上が飲食店やジムの営業を再開するなど行動規制の緩和に動いている。

トランプ米政権はワシントン大の予測を1つの判断材料にしてきた。感染拡大を抑えながら規制を緩めたい考えだが、死者数が大幅に増えそうであれば行動規制を再び厳しくすべきだとの意見が高まりそうだ。

トランプ政権は3月末、最終的に10万~24万人の死者が出るとの予測を発表した。トランプ氏は経済再開を表明した直後の4月20日に5万~6万人との見通しを示したが、5月3日の米テレビ番組では「7万5千、8万から10万人が亡くなるだろう」と以前より悲観的な見方に転じている。

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