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日欧豪、ワクチン開発へ8500億円 国際会議で支援約束

(更新)
ワクチン開発のための国際会議で話すマクロン仏大統領=ロイター

【ブリュッセル=竹内康雄】新型コロナウイルスの治療薬やワクチンの研究開発を支援するための国際会議が4日、オンラインで開かれた。日本やカナダ、欧州各国のほか、慈善団体や銀行などが資金支援を約束。欧州連合(EU)の欧州委員会によると、各国が示した拠出額の合計は74億ユーロ(約8500億円)にのぼった。

会議のモデレーターを務めたEUのフォンデアライエン欧州委員長は声明で「これは始まりにすぎない。努力を続ける必要がある」と述べた。今後数週間にわたってこの取り組みを続けるといい、金額はさらに増える見通しだ。当初の目標として75億ユーロを掲げていた。資金は各国や国際機関を通じて研究機関に拠出される。

会議にはオーストラリアやイスラエル、サウジアラビア、トルコなどの首脳級のほか、米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏が率いるビル&メリンダ・ゲイツ財団も参加した。フランスのマクロン大統領は「時間との戦いが始まっている」と訴えた。英国のジョンソン首相は「我々の時代で最も緊急の努力の共有が求められている」と呼びかけた。

同会議は世界保健機関(WHO)などが新型コロナへの対応を加速する必要があるとの要請を受けて開かれた。EUとして新型コロナを巡る米中の対立が激しくなるなか、国際協調体制を支える狙いもあった。だがWHOに批判的な米国は参加しなかった。中国は大使級が出席した。

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