連休後半、各地で真夏日 海辺の公園には人出も

2020/5/2 18:22
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ゴールデンウイーク後半に入った2日、本州付近は広く高気圧に覆われて気温が上昇し、各地で今年一番の暑さとなった。新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛要請が続く中、公共交通機関や主要観光地は閑散としたままだったが、海辺の公園などでは多くの人出がみられた場所もあった。

お台場海浜公園で間隔を空けて座る人たち(2日、東京都港区)

京都駅では外国人に対応する観光案内所が閉鎖されていた。法事で東京から大津市に向かう途中の会社員男性(61)は「新幹線の車両は6人しか乗っていなかった。5月は一度も会社に来るなと言われている。海外旅行にも行けないが仕方ない」と話した。

博多駅も閑散としていた。JR九州は2~6日の在来線特急が全休。富山県の友人に会いに行くという福岡県飯塚市の塗装業男性(21)は「あまりに人がいなくてびっくり」と驚いた表情を浮かべた。

2日は気温が大きく上昇し、長野県飯田市で最高気温が33.1度となるなど真夏日となる地域が相次いだ。東京都心もよく晴れ、6月下旬並みとなる26.9度の夏日を記録。本来なら"行楽日和"で、一部の公園では多くの人出もみられた。

東京都港区のお台場海浜公園は多くの家族連れやカップルでにぎわった。レジャーシートを広げて食事をとったり、寝転んだり。暑さからマスクを途中で外す人もいた。一方、間隔を空けて座る人たちも目立った。

「ずっと外出を自粛していたけど、気持ちいい天気だし散歩くらいならと」。東京都多摩市の女性(51)は夫(54)とともにお台場を訪れた。公園駐車場は閉鎖中だが、車ではなく夫が運転するバイクで来たという。

「せっかくなので本当はウインドーショッピングをしたり、レストランで食事したりしたかったけど、近くのコンビニで買ったお弁当を食べただけ」。周りを見渡して「意外と人が多くてびっくりした。同じような気持ちの人が多いのかな」とつぶやいた。

港区在住の男性会社員(51)は連休を家族で過ごそうと福島県のキャンプ場を2月から予約していたが、施設側から「営業しないし、来県も控えてほしい」との連絡があったという。

2人の小学生の子どもは休校が長引き、自身も在宅勤務が続く。気分転換にとお台場でレインボーブリッジの遊歩道を散策しようとしたものの、閉鎖されていた。「今年はどこにも行けず本当に残念」と肩を落とした。

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