長崎の伊クルーズ船、陰性乗員数十人が3日にも下船

2020/5/2 17:23 (2020/5/2 19:47更新)
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長崎市に停泊しているイタリア籍クルーズ船「コスタアトランチカ」の乗員が新型コロナウイルスに感染した問題で、長崎県は2日、陰性だったインドネシア人の乗員が、早ければ3日に下船して帰国の途に就く見通しだと明らかにした。数十人規模になる見通し。

県によると、インドネシア人乗員の陰性者は61人。このうち船の維持管理に必要な一部を除いて空路で帰国する。停泊している三菱重工業長崎造船所香焼工場からは貸し切りバスでの移動を検討している。

また、40代男性の乗員1人が肺炎の疑いで市内の感染症指定医療機関に救急搬送されたと発表した。これで乗員の入院は陰性1人を含めて5例目。いずれも外国籍。

男性は数日前から倦怠(けんたい)感などの症状を訴えていた。2日に息苦しさを訴えたため船医が診断し、自衛隊が派遣したCT(コンピューター断層撮影装置)診断車での撮影で肺炎の兆候がみられたため搬送した。

クルーズ船では、4月20日に最初の感染者が確認された。乗員623人を検査し、計148人の感染が確認された。乗員の国籍はアジアを中心に30カ国以上。運航会社「コスタクルーズ」は、陰性者から順次帰国する方針を示している。〔共同〕

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