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トヨタグループ、自動車で医療機関の移動を支援

トヨタ自動車グループは自動車を使った医療機関の支援に乗り出す。中古車を使う低額の法人向けリースを始めたり、重症者を搬送する車両を提供したりする。新型コロナウイルスの感染拡大により、医療機関で従業員の移動などのために車両が必要になるケースでの利用を想定している。トヨタグループは医療用の防護マスクの生産を始めるなど、新型コロナ関連の施策を相次いで打ち出しており、支援が広がっている。

低額リースは、トヨタモビリティサービス(TMS、東京・中央)や全国のレンタリース店で提供する。TMSは5月7日から中古車の低額リースの提供を始める。車種は小型車「ヴィッツ」やハイブリッド車「プリウス」、商用車「プロボックス」などがあり、期間は2年、1年半、1年、半年から選べる。小型車「ヴィッツ」を2年契約した場合の月額料金は1万9500円からになる。全国のレンタリース店でも順次始める。

トヨタファイナンシャルサービス(名古屋市、TFS)とKINTO(名古屋市)は、スタートアップのカーステイ(東京・新宿)とMellow(メロウ、東京・千代田)が5月から始める医療従事者向けに休憩場所や食事を提供する取り組みに費用を拠出する。関東の医療機関にキャンピングカーなどを設置し、食事も無償で振る舞う。デンソーは車室空間の除菌剤を無償提供する。

トヨタは、重症患者を移送する車両を開発し、昭和大学病院(東京・品川)に1台提供した。商用車「ハイエース」を改良し、前後の座席を隔てる壁を設置。後方に設けた排気ファンで空気を外に出し、前方への循環を防ぐ。これまでトヨタなどは軽症者を運ぶ車両を東京や千葉、宮城などの病院・自治体に約10台提供した。

アイシン精機も5月から、医療機関向けに簡易ベッドと間仕切り壁の生産を始める。ミシンやベッドなどを生産してきた技術を生かし、簡易ベッドは1日2台、間仕切りは1日16組のペースで医療現場の要望に応じて提供する。トヨタ自動車九州はフェイスシールド2千個と取り換え用のシールドフィルム3万枚を生産し、6月末までに福岡県内の医療機関や自治体に提供する。

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