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きょうだいの臍帯血投与可 脳障害治療巡る臨床研究で

小児脳性まひなど脳障害の症状改善のため、きょうだいの臍帯血(さいたいけつ)を投与する臨床研究が、厚生労働省の有識者委員会で再生医療の実施基準に適していると認められたことが1日までに、関係者への取材で分かった。厚労省によると、臍帯血のきょうだい間投与が認められるのは初めて。今後、厚労省の審査で承認され、臨床研究が進めば、治療への道が開けそうだ。

患者自身の臍帯血を投与する臨床研究は行われているが、出産時しか採取できず成長に伴い投与に必要な細胞数も増えるため、家族らからきょうだい間投与を求める声が上がっていた。米国では既に臨床研究を実施している大学がある一方、日本国内では拒絶反応を懸念する声もある。

大阪大が設置した厚労相認定の有識者委は昨年7月、高知大医学部付属病院の臨床研究計画を受理。今年3月、「適」と判断した。厚労省の部会が本年度中に可否を判断する見通しで、承認されれば臨床研究が始まる。

患者家族らでつくる「さい帯血による再生医療推進全国ネット」代表で、次男(8)が脳性まひの後藤道雄さん(68)=沖縄県北中城村=は「第一関門を突破し、実現に向け大きな一歩だ。待っている人が多いので、一日も早く実現してほしい」と期待した。〔共同〕

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