地銀、連休中も資金繰りや住宅ローンの相談に対応

2020/5/2 2:00
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千葉銀行は約130店舗で休日相談窓口を開く(1日、千葉市内)

千葉銀行は約130店舗で休日相談窓口を開く(1日、千葉市内)

全国の地銀がゴールデンウイーク期間中、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けている事業者の資金繰りや返済に関する休日相談窓口を設ける。国の緊急事態宣言が延長され、観光関連の事業者や飲食店などの事業継続は一層厳しくなる。休日返上で対応し、地域の事業者を支える。

千葉銀行は2~6日、事業性融資や住宅ローンを取り扱う約130店舗で相談に応じる。新型コロナ関連の相談が相次いでいるほか、千葉県が創設した実質無利子・無担保融資制度の受け付けが1日から始まったことから、休日対応で迅速な手続きを後押しする。午前9時から午後3時まで対応する。埼玉りそな銀行も2~6日に55の主要店舗で休日相談に応じるほか、埼玉が地盤の武蔵野銀行も予約制で66店舗で相談を受け付ける。

関西では池田泉州銀行が従来から休日相談窓口を設けているローンプラザ10拠点のほか、大阪市の本店営業部など5店舗で相談を受け付ける。中部では十六銀行が2~6日、一部の店舗で支店長経験者などのベテラン行員が相談に応じる。三重銀行と第三銀行は感染防止のため顧客一人につき30分以内の相談時間にとどめて対応する。静岡銀行も2~6日、各支店やローンセンターで「休日相談窓口」を開く。

日本商工会議所がまとめた4月の早期景気観測で、新型コロナの経営への影響を聞いたところ、資金繰りについて「資金繰りに不安はある」と「金融機関に相談した」と回答した割合が計77%に上った。経済活動が元に戻る時期が見通せないなか、中小企業の資金繰りは厳しさを増している。

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