9月入学、導入せかす知事ら 背景に地域の窮状と思惑

斉藤 徹弥
2020/5/2 12:00
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日本経済新聞 電子版
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「日本創生のための将来世代応援知事同盟」のテレビ会議に参加する宮城県の村井嘉浩知事(28日、仙台市)=共同

「日本創生のための将来世代応援知事同盟」のテレビ会議に参加する宮城県の村井嘉浩知事(28日、仙台市)=共同

新型コロナウイルスで休校が続く学校の「9月入学」の検討が政府内で始まった。かねて議論のある古くて新しい問題だが、今回、火を付けたのは各地でコロナ対策にあたる知事たちだ。コロナ危機の現場で直面する窮状と打算が、知事たちを9月入学論に駆り立てている。

「9月入学はよい考えだ。ただ野党に提唱する動きがあるので、我々が今、表立って言うべきかどうか」。4月下旬、宮城県の村井嘉浩知事はSNSで懇意の若手知事にこう投げかけた。

相手は17人の知事でつくる「日本創生のための将来世代応援知事同盟」のメンバー。子育てなどで政策提言をしてきたグループで、全国知事会では飯泉嘉門会長(徳島県知事)を支える主流派といえる存在だ。

やりとりでは村井氏に賛同する声が目立った。直前の24日に萩生田光一文部科学相が「あらゆることを想定し、しっかり…

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