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メキシコの1~3月GDP、前期比1.6%減 11年ぶり下落幅

【メキシコシティ=宮本英威】メキシコの国立統計地理情報院(INEGI)が30日発表した2020年1~3月期の国内総生産(GDP)は、前の四半期に比べ1.6%減(季節調整済み、速報値)となった。金融危機後の2009年1~3月期(5.1%減)以来、11年ぶりの大きな下落幅となった。新型コロナウイルスの感染拡大による工場の稼働停止が響いた。

自動車生産が落ち込んでいる(3月、メキシコシティのショッピングセンター)

マイナス成長は5四半期連続だ。供給側の分野別では、農業などの第1次産業は前の四半期に比べて0.5%増となったが、鉱工業などの第2次産業が1.4%減、サービス業などの第3次産業は1.4%減となった。

主力の自動車産業が落ち込んでいる。1~3月の生産台数は90万8393台と、前年同期を9%下回った。3月に限れば前年同月比で25%減り、3月としては13年以来、7年ぶりの低水準となっていた。

1~3月のGDPは前年同期比では1.6%減となった。4四半期連続のマイナスで、09年10~12月期の水準に並んだ。

メキシコの19年通年の実質経済成長率は0.1%減と、09年(5.3%減)以来のマイナス成長だった。金融市場では20年も大幅なマイナスに落ち込むとの見方が多い。メキシコの金融危機(テキーラ危機)時の1995年(6.3%減)よりも悪い水準となる可能性がある。

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