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マスク増産へ、スズラン 中国に新工場

医療品メーカーのスズラン(名古屋市)は中国に工場を新設する。投資額は35億円で、医薬品やマスクの生産能力を強化する。操業は2022年の予定だが、新型コロナウイルス感染拡大も踏まえて、緊急時にマスクを増産できるスペースを設けたという。

中国・上海の工場では通常、月あたり1千万枚のマスクを生産している。新工場では余剰スペースも活用すれば、新たな感染症が拡大した際、3倍の生産が可能という。

マスクは日本への輸出向けだったが、新型コロナで中国の販路を開拓。同社は、新型コロナが収束しても国内外の医療機関向けのマスク需要は続くとみている。

3階建ての新工場は、20年7月から江蘇省に建設を始める。既存の3工場を集約し、延べ床面積は1.5倍になる。ロボット化も進め、従業員を大幅に減らす。新工場の稼働を織り込み、会社全体の売上高は今後5年間で、19年12月期95億円の1.5倍を目指す。

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