知財、量に頼る日本企業 質は海外に見劣り
分析法「IPランドスケープ」で鮮明に
[有料会員限定]
企業が抱える知的財産を分析し、経営戦略に生かす「IPランドスケープ」と呼ばれる手法が日本でも知られて数年たつが、その意義に気付いていない経営者も多い。同手法に用いるツール会社の協力を得て国内外の有力企業を比較したところ、日本勢は特許の数は多いものの、質や管理の面で海外勢に後れを取っていることが分かった。経営者はまず自社の実態を知る必要がある。
(編集委員 渋谷高弘)まず、図1を見てほしい。これはI...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1777文字
関連キーワード