恩讐こえた絆と勇気活写 縄田一男氏が選ぶ3冊
静かなる太陽 霧島兵庫著

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2020/5/7 14:00
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日本経済新聞 電子版
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前々回のこの欄で、霧島兵庫の『フラウの戦争論』を取り上げたが、これと相前後して刊行されたのがこの一巻。扱われているのは映画「北京の55日」でも知られる義和団の乱である。

主人公柴五郎中佐は、会津出身で、祖国・会津を滅ぼした日本の軍人として、義和団と戦うことに一片の忸怩(じくじ)たる感情を抱かざるを得ないが、敵軍の勢いの前にそんなものは吹き飛んでしまう。そして足並の揃(そろ)わぬ欧米列強10カ国に…

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