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3月の建機出荷額17%減 新型コロナで欧米不振

日本建設機械工業会(建機工)は30日、3月の建機出荷額(補給部品含む総額)が前年同月比17.6%減の2477億円だったと発表した。2月の15.7%減より減少率が大きくなり、8カ月連続のマイナス。国内出荷が微増だった一方、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて欧米向けの出荷が停滞した。

内需は0.6%増の1244億円で2カ月連続で増えた。2019年秋の台風で被災していた部品メーカーの出荷が回復し、この反動で生産が滞っていた建機メーカーの出荷が増えている。

外需は30.3%減の1233億円で、8カ月連続で減った。新型コロナの感染拡大を受け、北米は29.4%減の364億円。2月の19.4%減より減少率が拡大した。欧州も262億円と18.1%減り、減少率は2月(16.7%)よりも悪化した。

同統計は国内工場からの輸出額で、海外工場で生産される製品は含まない。中国向けの大半は現地生産で、統計からは実態が見えないが、日立建機は現地メーカーを除く3月の中国での油圧ショベル需要は前年同月比14%減と推計している。新型コロナで都市封鎖が相次ぎ、68%減と推計した2月と比べて急速に回復しているようだ。

19年度の累計出荷額は前年度比10.9%減の2兆5010億円だった。過去最高を更新した18年度に対し、台風被害で部品供給が打撃を受けたことに加え、東南アジアの複数の国で大型選挙が重なり、公共投資の動きが鈍かった。

20年度の見通しについて、建機工は「国内大手ゼネコンが新型コロナで工事を中断しており、更新の先送りで下半期に需要が落ち込む可能性が大きい」と語る。外需は「各国の公共投資で落ち込みがどこまで補えるかだ」としている。

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