新型コロナの感染者、世界で319万人 米死者6万人超

2020/4/30 6:55 (2020/4/30 10:52更新)
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フロリダ州は5月4日から経済活動を段階的に再開する(同州の医療関係者)=AP

フロリダ州は5月4日から経済活動を段階的に再開する(同州の医療関係者)=AP

【ニューヨーク=吉田圭織】米ジョンズ・ホプキンス大学の調べによると、米東部時間29日午後8時半(日本時間30日午前9時半)時点で新型コロナウイルスの感染者数は世界で319万人、死者数は22万7000人となった。感染の3分の1を占める米国では死者数が6万人を超えた。米国では経済再開に動く州が増えているが、感染拡大への警戒感はなお強い。

29日には英政府が、これまで死者数に加えていなかった介護施設などでの死亡事例も集計対象にした。その結果、死者数は約2万6千人とイタリア(約2万7千人)に次ぎ、世界で3番目に犠牲者が多い国となる。

感染者数が103万人と世界最多の米国でも、新型コロナによる死者数が公表されているより多いとの見方が出ている。

米紙ニューヨーク・タイムズが米疾病対策センター(CDC)の4月前半までのデータを分析し、ニューヨーク州など感染者が多い7つの州で、事故や他の病気を含む全死者数が過去5年平均に比べ5割多いと報じた。ニューヨーク市の場合、死者数は例年の3倍以上に膨らんでいるという。

ニューヨーク州では新たに確認された死者数は減少傾向にあるが、クオモ知事は29日の記者会見で「新規の感染者数は依然として多い」と述べた。外出規制を緩和したドイツなどで感染率が再び上昇している事実を踏まえ、経済活動の再開に慎重な姿勢を改めて示した。

一方、南部ジョージア州やサウスカロライナ州など約10州が経済活動の再開に踏み出している。人口が全米3位のフロリダ州のデサンティス知事も29日、5月4日から段階的に再開する計画を明らかにした。

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