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マイクロソフト22%増益 在宅勤務でクラウド拡大

(更新)
在宅勤務の広がりでクラウド需要が拡大し、マイクロソフトの売上高と純利益は1~3月期として過去最高となった

【シリコンバレー=佐藤浩実】米マイクロソフトが29日に発表した2020年1~3月期の純利益は前年同期比22%増の107億5200万ドル(約1兆1460億円)だった。1~3月期として過去最高。新型コロナウイルスの影響でパソコン用基本ソフト(OS)の出荷が停滞したものの、在宅勤務の広がりで利益率の高いクラウドの販売が伸び、全体を押し上げた。

売上高は15%増の350億2100万ドルとなり、13四半期連続で2けたの伸びを維持した。インターネット経由で演算能力を提供する「Azure(アジュール)」や協業アプリの「チームズ(Teams)」など、在宅勤務を支えるクラウド関連事業の売上高が39%増の133億ドルに膨らんだためだ。クラウド事業が全体に占める比率は前の四半期と比べて4ポイント高まり38%に達した。

マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は「2年分のデジタル変革が2カ月で起きた」と述べた。主要事業ではアジュールの売上高が前年同期比で59%増え、チームズを含む企業向けの「オフィス365」は同25%増えた。昨年11月時点で2千万人だったチームズの1日あたりの利用者数は29日までに約3.8倍の7500万人に達した。

一方で、新型コロナが逆風となった事業もある。パソコンメーカーに納めるOS「Windows(ウィンドウズ)」の販売額は前年実績から横ばいで、自社製パソコンの「サーフェス」も1%増にとどまった。在宅勤務のための買い足し需要はあったものの、中国を中心とするサプライチェーン(供給網)の混乱が尾を引いた。

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