一人で悩まずつながろう 連合メーデー、動画で配信 百年の節目もコロナ影響

2020/4/29 18:30
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連合は29日、第91回メーデー中央大会を開いた。新型コロナウイルスの影響で集会を中止し、インターネットで労働者へのメッセージを動画配信した。今年は1920年に国内で初めてメーデーが開催されてから100年となる。神津里季生会長は「憲法の労働三権(団結権、団体交渉権、争議権)は全ての働く者の権利。一人で悩むのではなく、つながっていこう」と連帯を呼び掛けた。

新型コロナの感染拡大は雇用に深刻な影響を及ぼし、解雇や雇い止めが増えている。神津会長は「有期雇用や派遣労働、フリーランスなど不安定な働き方の人たちから問い合わせが殺到している。守っていかなければならない」と強調、政府に雇用や生活を保障するセーフティーネットの構築を求めた。

連合によると、例年は東京・代々木公園で4万人規模の集会を開いており、ウェブ開催は初めて。各地の地方組織も動画配信などでメーデーをPRした。

連合傘下で製造業の中小労組でつくる産業別労組「JAM」(東京)の本部では同日、幹部ら数人が動画を視聴。安河内賢弘会長は「感染リスクを考えるとやむを得ないが、集会の方が熱気を感じられる」と話した。

メーデーを巡っては、全労連も5月1日に予定していた集会を取りやめ、主催者あいさつなどを映像で配信。全国労働組合連絡協議会(全労協)は規模を数十人に縮小し1日、集会を実施する。〔共同〕

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