/

大阪府、学校再開は5月下旬以降 夏休みや週末に授業

大阪府は29日、新型コロナウイルスの感染拡大で休校が続く小中学校などの授業再開時期について、複数のシミュレーションを公表した。吉村洋文知事は「ゴールデンウイーク(GW)明けからの全面再開は難しい」と述べ、授業再開は早くて5月下旬になる見通し。再開が遅れれば夏休みや週末に授業を実施する必要があり、知事は「入学や始業時期を9月にすべきだ」との考えを改めて示した。

府のシミュレーションでは、学校再開時期について、▼GW明け(5月7日)▼GW2週間後(25日)▼GW1カ月後(6月8日)▼7月1日▼1学期終了以降(7月21日)の5つのパターンを想定。小中学校などで必要な授業時間数を確保するため、再開時期ごとに対応策を示した。

吉村氏は29日、全国知事会コロナ対策本部の会議後、国の緊急事態宣言に関して「大阪は全国で2番目に感染者が多い。延長されるだろう」との見方を示した。その上で「GW明けすぐの学校再開は難しい。国の方向性を踏まえ、GW中に(再開時期を)判断したい」と記者団に述べた。

府のシミュレーションによると、5月下旬に学校が再開される場合は、夏休みや冬休みを計2週間ほど短縮するなどして授業時間の確保は可能。だが、再開が6月以降にずれ込むと、さらに土曜日や7限目の授業を導入。最も遅い想定の1学期終了以降の再開では、小中学校では全ての長期休暇を取りやめ、授業に充てる必要がある。

吉村氏は「土曜日や夏休みに授業を詰め込んでも学習時間の確保が難しい状況だ。これを機にグローバルスタンダードの9月入学の方向性を国として目指すべきだ」と表明。今年度から入学や始業時期を9月に切り替えるべきだとの考えを改めて示した。

29日の全国知事会では、東京都の小池百合子知事が「教育システムを変えるきっかけにすべきだ」と発言するなど、9月入学について積極的な意見も多く出た。ただ、一部の知事は今年度からの導入に慎重な姿勢を示したという。

新型肺炎

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

新型コロナ

新型コロナウイルスによる肺炎が中国から世界に拡大しています。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。

治療薬 休業・補償 ビジネス 国内 海外 感染状況

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン