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9月入学制、全国知事会では賛否両論

新型コロナウイルスに関する対策本部会合を29日にテレビ会議で開いた全国知事会は「9月入学制」について、国への検討を要請することで一致した。ただ導入時期や課題などをめぐって知事間で温度差があり、今後、調整作業が難航することも予想される。

 新型コロナウイルス対策に関する全国知事会のテレビ会議で発言する東京都の小池百合子知事(29日、都庁)=共同

テレビ会議の終了後、飯泉嘉門会長(徳島県知事)は「どの知事も大きな日本の課題であるという点において否定はなかった」と語った。

テレビ会議には42人の知事が参加した。9月入学制について、東京都の小池百合子知事は「中世の時代、ペストの後に起きたのがルネサンスであり、9月入学制度の導入は社会改革をもたらす」と意義を強調。大阪府の吉村洋文知事も「実現するならこのタイミングしかない。今できなかったら、この後ずっとできない」と同調した。神奈川県の黒岩祐治知事も「9月入学は面白いアイデア。やるなら今しかない」と述べた。

これに対し、栃木県の福田富一知事は「拙速な導入は反対だ。コロナに紛れてやるのかという批判もある」と慎重に検討すべきだと強調。富山県の石井隆一知事は「今年度からの実施は拙速だ」と述べたほか、京都府の西脇隆俊知事も「冷静な議論が必要だ」との見方を示した。

28日には宮城県の村井嘉浩知事ら「日本創生のための将来世代応援知事同盟」が9月入学制を求めるメッセージを公表。村井氏はテレビ会議でも「9月入学制を国にしっかり働きかけてほしい」と述べ、改めて賛同を呼び掛けた。会合を欠席した愛媛県の中村時広知事も書面で「混乱しているときにしか変えられないという考え方も一理あるが、冷静に考えることも必要だ」と指摘した。

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