JR四国に国が改善指導 自立経営阻む2つの「老い」
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JR四国の経営が厳しさを増している。2021年3月期は12億円の経常赤字を見込み、黒字化を掲げた中期経営計画との乖離(かいり)を問題視した国土交通省から3月に経営改善指導を受けた。少子高齢化による人口減と設備老朽化という2つの「老い」が業績の足を引っぱっている。赤字路線の廃止も現実味を帯び始めている。
同社は11年度に10年間の経営自立計画を策定し、17年3月に発表した中計では21年3月期に経常利...
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