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ZOZOの1~3月期、増益も商品取扱高3%増どまり

ZOZOの販売力の回復の足取りが鈍い。28日に発表した2020年1~3月期連結決算は、コスト削減で純利益が前年同期比2.9倍の66億円に増えたが、商品取扱高は3%増にとどまった。楽天など電子商取引(EC)大手との競争が激しくなる中、ヤフーの通販サイトに出店したが、成果はこれからの状況だ。新型コロナウイルスの影響で衣料品ECへの消費者の関心は高まるが、優劣も鮮明になりそうだ。

「暖冬と割引サービスを終了した影響が大きい」。28日の決算説明会に登壇したZOZOの柳沢孝旨副社長は取扱高が伸び悩んだ理由をこう説明した。消費増税後の節約志向に天候要因が重なって冬物商品が振るわなかった。割引サービスを19年に終了したことで、採算は改善し、1~3月期の営業利益は69%増の85億円だが、手放しで喜べる結果ではない。

ZOZOについては成長性への懸念が市場で強まっている。利用者が伸び悩み、商品取扱高の増加率は19年10~12月期は前年同期比0.3%に落ち込んでいた。19年12月にはヤフーの通販サイト「ペイペイモール」に出店したが、20年1~3月期の同サイトでの取扱高は60億円弱と「スローな出足」(国内証券)。沢田宏太郎社長は28日の説明会で「コロナの影響で実店舗は危機的状況。デジタルの力で業界の回復を支援したい」と述べたが、販売力のテコ入れが必要になりそうだ。

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