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新型コロナ10~15分で判定 みらか、5月から生産

(更新)

みらかホールディングス子会社の富士レビオ(東京・新宿)は28日、新型コロナウイルスの簡易診断キットを5月中旬から生産すると発表した。インフルエンザなどの診断にも使われる手法で、鼻の奥の粘液を採取してキットに垂らすと色のついた線が浮かぶ仕組み。現行のPCR検査が判定に数時間かかるのに対し、医師などがその場で10~15分で感染の有無を判定できる。

早期の診断が広がれば、重症化する前に治療する機会が増える。27日に製造販売の承認を厚生労働省に申請し、2~3カ月以内に承認される見通しだ。山口県の工場で国内向けに週20万キットを生産し、医療機関への供給を目指す。検査機器が不要な使い捨てのコロナ検査キットの製品化は国内初となる見通し。

国内の新型コロナのPCR検査数は足元で1日8000件ほど。人口当たりでは米国や韓国の約10分の1だ。政府は1日に2万件を目指すが、この水準に達していない。

生産する検査キットは「抗原」と呼ばれるウイルスに特有のたんぱく質を検出する方法だ。インフルエンザの診断などで広く使われる。一方、米国などで始まった抗体検査は、ウイルスに感染した際に免疫反応でつくられる抗体を検出する方法だが、体内に抗体が少ない感染初期の診断には向いていないとされる。

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