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トヨタ、医療用防護マスクを増産 当初比20倍月4万個

トヨタ自動車は医療用防護マスクの生産を月当たり4万個に拡大した

トヨタ自動車は28日、医療用防護マスクの生産規模を月当たり4万個に拡大したと発表した。短期間で当初計画比の約20倍の規模の生産量に増やしており、グループ会社での生産にも取り組む。新型コロナウイルス感染拡大で医療資源が逼迫するなか、医療現場を支援する。

トヨタは13日より、貞宝工場(愛知県豊田市)で月当たり2000個程度の医療用防護マスクの生産を始めていた。生産ラインの人数を増やすほか、元町工場(同)でも生産を始めるなどで、早期に生産規模を20倍ほどに拡大した。さらに月当たり7万個まで生産を拡大する。グループ各社の事業所が所在する地元医療機関や自治体に優先的に配布する。

グループ企業も防護マスクの生産に着手している。トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)は宮城大衡工場(同)で生産した3000個の医療用防護マスクを宮城県に提供している。豊田自動織機も29日から共和工場(愛知県大府市)で月当たり1万個の生産を始めるほか、トヨタ車体も5月中旬の生産開始を検討している。豊田合成、ダイハツ工業と日野自動車も試作を始めている。

トヨタは7日に、グループ全体で医療用防護マスクの生産やグループ内で使用するマスクを生産することを発表していた。また医療機器メーカーにトヨタ生産方式(TPS)を導入して生産性を工場に高める考えを示しており、すでにマスク型の人工呼吸器を生産している日本光電の増産対応に協力している。

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