大阪市、上下水道の基本料金免除 7~9月分
大阪市は28日、新型コロナウイルスの感染拡大で各家庭に経済的な影響が出ているとして、市民や市内の事業者を対象に、7~9月検針分の水道料金の基本料金と下水道使用料の基本額を全額免除すると発表した。申し込み手続きは不要。対象は166万件と想定し、総額80億円を見込む。
減免するのは1カ月あたり935円の水道料金基本料金と同605円の下水道使用料基本額。水道料金を計算するシステムの改修に約2カ月かかるため、7月検針からの適用になる。従量料金の支払いが困難なケースは、支払期限の延長や分割支払いなどの相談も受け付けるという。
堺市が水道の基本料金4カ月分を8割減額するなど、既に複数の自治体が水道料金の減額を発表している。

新型コロナウイルスの関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
■ワクチン・治療薬 ■国内 ■海外 ■感染状況 ■論文・調査 ■Nikkei Asia
-
【よく読まれている記事】
- 新型コロナウイルスは体内にいつまで残るのか
- 「コロナに決してかからない人」はいるのか?