アルバイト目的は貯金 大学生の6割、マイナビ調査 - 日本経済新聞
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アルバイト目的は貯金 大学生の6割、マイナビ調査

就職情報会社のマイナビが2月下旬に実施した大学生を対象にした調査によると、現在しているアルバイトの目的を「貯金のため」と答えた人が約6割に上った。就職活動を意識してアルバイトをする学生も多かった。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、景況感の悪化を見据えて堅実に働こうとする若者が増えている。

調査名は「マイナビ2020年大学生のアルバイト実態調査」。2月21~25日に大学生に実施した。有効回答は1280人だった。

現在アルバイトをしている大学生にアルバイトの目的を複数回答で聞いたところ「貯金をするため」が59%と最も多く、次いで「自分の生活費のため」(49%)だった。いずれも「趣味のため」(48%)を上回った。

就職活動を意識してアルバイトをしている学生は、大学3年生が28%と最も多かった。ただ、大学1年生でも20%が就活を意識してアルバイトをしていると回答した。

就活を意識してアルバイトをする学生はコミュニケーション能力を意識しながら取り組む人が多かった。意識している項目の1位は「自身と異なる世代の人と関わる」(34%)で、「職場の同僚と上手にコミュニケーションを取ることができるようになる」(32%)や「関わる人の数を増やしたい」(28%)も選んだ人が多かった。

現在アルバイトをしている職種では「飲食・フード(接客・調理)」が30%で最も多く、次いで「教育(塾講師・家庭教師など)」(16%)、「販売(コンビニエンスストア・スーパーマーケット)」(13%)と続いた。

一方、今後アルバイトをしてみたい職種については現在ついている職種と異なる結果となった。最多は現在と同様に「飲食・フード(接客・調理)」(23%)。これに「イベント」(17%)や「レジャー・アミューズメント」(14%)などの業種が続いた。

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