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ボーイングCEO「旅客回復に2~3年」 総会で説明

【ニューヨーク=中山修志】米ボーイングのデビッド・カルホーン最高経営責任者(CEO)は27日の株主総会で「航空旅客が回復するまで2~3年かかる」と説明した。米国では旅客数が95%以上減少しており、回復の時期を見通すのは困難だと述べた。

新型コロナウイルスの影響により、総会はネット中継で開催した。カルホーンCEOは航空会社の経営悪化で機体の引き渡しや支払いを延期する案件が増えていると明かし、便数減で補修サービスの需要も減少していると説明した。株主の関心事である米政府の資本性融資の活用については「さまざまな資金調達の選択肢を検討しているところだ」と述べるにとどめ、詳細には触れなかった。

25日に発表したブラジル・エンブラエルとの事業統合の中止については「2年かけて交渉してきたが、残念ながら継続しない結論に至った」とだけ説明。運航停止中の小型機「737MAX」の再開時期も明言しなかった。

総会では新任2人を含む取締役メンバー全員の就任・再任が承認された。前米国連大使のニッキー・ヘイリー氏が3月に辞任し取締役は13人から12人に減った。

同社は29日に2020年1~3月期決算の発表を予定している。

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