山形市の空きビル 「学生寮」に変身
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2020/5/3 2:00
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山形市の中心市街地で、空き家や空きビルを改修し、学生に住んでもらうことでにぎわいにつなげる全国でも珍しいプロジェクトが始まった。市内にキャンパスがあり、県外出身の学生が多い山形大学と東北芸術工科大学の両学長が発案。山形県、同市、県住宅供給公社が改修費補助など政策を総動員し「準学生寮」として4月に2棟がオープンした。

中心街に低家賃で暮らせる

中心街に低家賃で暮らせる

物件の所有者が補助金を活用してワンルームアパートに改修。県の公社が10年間借り上げて管理運営する。家賃は3万円前後。家庭の所得が一定額を下回る場合、補助を受けられる。改修費の補助にあたっては、県が若者単身者を対象にする制度改正をするなど、「様々な制度を組み合わせた」(県公社)という。

ビルを改修した「山形クラス七日町一番街」と、住宅を改修した「同香澄町の家」が開業。入居する計25人の学生が街を歩いたり、周辺でアルバイトをしたりすれば、街のにぎわいにつながる。

現在、新型コロナウイルスの影響で実家にとどまる学生も多い。ビルを改修したリズムイノベーション(山形市)の今野勝敏取締役は、「学生には気の毒なタイミングとなったが、街中の活性化につながる。改修には課題も多いが、他の物件にも広げたい」と話す。

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