首相、押印の慣行など見直し指示 「できるものから順次実行」
安倍晋三首相は27日、首相官邸で開いた経済財政諮問会議で、行政手続きや民間契約のテジタル化を進めるよう関係閣僚に指示した。押印や書面提出など慣行の見直しを規制改革推進会議で取りまとめ「着手できるものから順次、実行していただきたい」と述べた。
新型コロナに対応する緊急経済対策に盛り込んだ給付措置などを「国民や事業者に速やかに届けることが肝要だ」と強調した。民間議員からの提言を踏まえ「制度や運用上の見直しを利用者本位で行わなければならない」と語った。