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アルミ二次合金、3年4カ月ぶり安値 地金安と需要鈍化で

2020/4/27 18:31
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自動車のエンジン部品に使うアルミニウム二次合金の国内価格が3年4カ月ぶりの安値をつけた。指標品の4月分の取引価格は前月から1トンあたり4千円(1%)安い。地金相場の下落と自動車向けの需要が鈍ったことを反映した。

アルミ二次合金はアルミスクラップにシリコンなどを混ぜて製造する。指標品の「AD12.1」は4月取引分の問屋卸値が1トン34万5000円前後と2016年12月以来の低水準となった。前年同月比では6%安い。

再生原料のアルミスクラップの値決めの際に指標となるアルミ地金の国内卸価格(商社出し値、置き場渡し)は、3月の平均値が1トン22万4800円と前月に比べ6%安かった。足元では20万9千円前後まで水準を下げている。

新型コロナウイルス感染拡大による製造業の需要不安で国際価格が大きく下落し、国内価格にも波及した。

需要先の自動車業界では日米欧の主要メーカーが相次いで減産しており、アルミ二次合金の引き合いも弱い。大手合金メーカーの幹部は「4月から受注が急減した。この先もどうなるかわからない」と話す。需要の回復には時間がかかる見込みで、しばらくは軟調な相場が続きそうだ。

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