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テルモ、消毒しやすい体温計 院内感染を防止

テルモは27日、従来に比べて消毒しやすくした電子体温計を5月12日から全国の医療機関向けに発売すると発表した。わきに挟む部分を容器でほとんど覆わない、オープン形状の収納ケースで付着物をふき取りやすくした。新型コロナウイルスなど、各種の菌やウイルスの院内感染を防ぎやすくする。

わきの下で測るタイプの医療機関向け体温計2品種を発売する。わきの下はブドウ球菌などが常に存在し、医療機器などを介して院内感染を引き起こす恐れがある。体温計も検温後は、本体と収納ケースともに丁寧な消毒が求められる。

新製品は「ふきとるんケース」として容器の汚れを見つけやすく、消毒液を使って隅々までふき取りやすくした。消毒液にひたす場合も付着物や薬液が内側に残りにくい。従来の密閉型の収納ケースは内側をきれいに拭くことが難しかった。

体温計本体もボタンなどを排除し消毒しやすくした。対応する消毒液は従来は消毒用アルコールのみを推奨していたが、今回は次亜塩素酸ナトリウムなど4種類を追加して選択肢を広げた。

1品種はデータ連携機能「HRジョイント」にも対応させた。専用のリーダーに体温計をかざすと、非接触通信で測定データが電子カルテに自動転送される。テルモはHRジョイントに対応した体温計や血圧計などを2013年から販売しており、国内数百施設への納入実績がある。

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