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全国高校総体、初の中止 移動・宿泊時も感染リスク

全国高等学校体育連盟(高体連)は26日、8月に開催予定だった全国高校総合体育大会(インターハイ)を中止すると発表した。同日開いた臨時理事会で決定した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、選手や関係者の安全確保が難しいと判断した。インターハイの中止は1963年に第1回大会が開かれて以来初めて。

全国高校総体の陸上競技が開催される予定だった静岡スタジアムに設置されているカウントダウンボード。だが、インターハイは初の中止が決まった=共同

理事会後に遠隔会議システムを通じて開かれた記者会見で、全国高体連の岡田正治会長は「競技中だけでなく移動や宿泊時の感染リスクも大きい」と中止に至った理由を述べた。「学校の臨時休業により十分な練習時間の確保が難しく、選手のけがや事故の発生も危惧される」とも話した。

夏季のインターハイは30競技の高校日本一を決める部活動の集大成の場だ。中止により、スポーツ推薦での進学を考えている高校生への影響も予想される。奈良隆専務理事は「学生の心情は十分理解している」と述べた上で「一人ひとりの安全を確保するため中止を判断した」と話した。各都道府県の高体連に対しては「部活動の成果を発表する場を設けるよう配慮をお願いしたい」と呼びかけた。

今夏のインターハイは当初、群馬、茨城、栃木、埼玉の関東4県で開催予定だったが、東京五輪・パラリンピックの影響で競技会場などの確保が難航し、21府県での分散開催という異例の形式に変更された。全国高体連は小口の寄付を募るクラウドファンディングなどで開催費用を集めてきた。新型コロナの影響が拡大してからは予選となる地方大会の中止が各地で相次ぎ、開催が危ぶまれていた。

今夏は東海地方で予定されている全国中学校体育大会も中止となる見込み。高校野球の全国選手権大会(甲子園、8月10日開幕)の開催判断にも影響が予想される。日本高野連は5月20日の運営委員会で開催可否について議論する方針だ。

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