チャーター機で帰国調整 伊客船、陰性者の一部

2020/4/26 19:07
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長崎市に停泊するイタリア籍クルーズ船「コスタアトランチカ」の乗員に新型コロナウイルス感染が拡大した問題で、運航会社「コスタクルーズ」の日本支社は26日、陰性が確認された外国籍の乗員の一部を、チャーター機で帰国させる方向で調整を始めたことを明らかにした。

同支社によると、乗員の国籍はアジアを中心に30カ国以上で、日本人1人も含まれる。乗客はいない。チャーター機による帰国の対象は、多くを占めるフィリピンなどを想定している。チャーター機が飛ばない国については、民間機での帰国を検討する。

入院の必要がない軽症者らは船内にとどまり、経過を観察する。乗員623人は25日までに検査を終え、計148人の感染が確認された。県の担当者は26日の記者会見で、必要な経費の一部はコスタ社が負担するべきだとの認識を示した。

停泊する三菱重工業長崎造船所の香焼工場では、近くに同じ船会社の別のクルーズ船2隻が停泊し、26日に1隻が出港した。別の1隻も近く出港する。県は感染が発生して医療態勢を圧迫しないよう、早期の出港を求めていた。

県は医療支援のため、出港した船から看護師1人が乗員としてコスタアトランチカに乗り移ったことを明らかにした。〔共同〕

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