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トランプ氏推奨の抗マラリア薬、米当局が副作用警告

(更新)
トランプ氏が新型コロナの治療薬として期待する抗マラリア薬の「ヒドロキシクロロキン」=AP

【ワシントン=鳳山太成】米食品医薬品局(FDA)は24日、新型コロナウイルスの治療薬候補に挙げられる抗マラリア薬を巡り、心臓に深刻な副作用を引き起こすリスクがあると警告した。医者の監督下で慎重に使うよう呼びかけた。トランプ大統領は「(状況を一変させる)ゲームチェンジャーになる」と使用を推奨してきたが、当局は慎重な見方を示した。

警告対象は抗マラリア薬の「ヒドロキシクロロキン」と「クロロキン」。FDAは新型コロナの治療薬として承認していないが、医療現場では既に一定条件の下で使われている。FDAは「深刻で生命を脅かす可能性がある心臓への副作用が報告されている」と指摘し、副作用のリスクを抑えるため入念な事前検討や経過観察を医療関係者に求めた。

トランプ氏は定例の記者会見で「誰も傷つけはしない」などと抗マラリア薬に繰り返し言及し、新型コロナ患者に使うよう呼びかけて物議を醸していた。

クロロキンとヒドロキシクロロキンは中国やフランスなどで新型コロナ患者に投与したところ、症状が改善したとの報告がある。米国では多くの臨床試験(治験)が実施されているが、効用があるか科学的にはまだ証明されていない。

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