バンドー化学、前期下方修正 買収子会社で減損

2020/4/24 20:38
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バンドー化学は24日、2020年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前の期比91%減の5億円になったようだと発表した。従来予想の45億円から下方修正した。昨年買収した医療機器子会社の収益環境が保険償還価格の引き下げによって悪化する見通しで、買収時に生じた「のれん」について32億円の減損損失を計上する見込みになったことが響いた。

バンドー化学は医療ヘルスケア分野を強化するため昨年5月、医療機器製造・販売のアイメディックMMT(東京・港)を約105億円で買収した。だが医療機器の公定価格である保険償還価格の改定で、同社の主力である整形外科向けの医療材料の価格が引き下げられ、収益悪化が避けられなくなった。

このほか新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、バンドー化学の主力である自動車用ベルトの販売も減少している。このため連結売上高の見通しも5%減の900億円と、従来予想より30億円下方修正した。

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