徳島空港で到着客に検温実施 29日から
県、休業要請は見送りへ

2020/4/24 20:38
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徳島県の飯泉嘉門知事は24日、記者会見し、新型コロナウイルス感染防止対策として、徳島空港(徳島県松茂町)で到着便の乗客に対する検温を始めると明らかにした。県内の商業施設などに対する休業要請は見送る方針を示した一方、パチンコ店などへは県外客の入店を断るよう求めた。

徳島県知事(左)と徳島市長は24日、共同で記者会見し、医療従事者への偏見や差別をしないよう住民に求めた(徳島市)

徳島空港での検温は、大型連休となる29日から5月6日までを予定。空港に到着した全ての人を対象に県職員がサーモグラフィーで体温を測り、37.5度を超える人に注意を喚起する。飯泉知事は「ゴールデンウイーク期間中に徳島への帰省を予定し、航空便の予約をしている人はキャンセルしてほしい」と訴えた。

感染の有無を判定するPCR検査の体制を拡充するため、県医師会と協力して検体採取のための臨時窓口を設置することも表明した。具体的な設置日時や場所は未定。

22日に県内の130の商業、遊興施設で実施した県外ナンバー車の入り込み状況の調査では、県外ナンバー車は全体の5.5%にとどまった。このため、特措法に基づく休業要請はしないと判断。ただ、パチンコ店を運営する事業者に対しては24日、客の入店の際に県外客でないことを確認し、県外客の場合は利用を断るよう要請した。

飯泉知事と内藤佐和子徳島市長は24日、共同で記者会見を開き、県内の医療従事者に対する偏見や差別的な行為を慎むようメッセージを出した。内藤市長は「無責任な風評被害は徳島を分断させてしまう」と、県民の冷静な対応と賢明な行動を求めた。

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