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オービック、6%上昇 クラウド需要の期待高まる(話題の株)

24日の東京株式市場でシステム開発を手掛けるオービック株が急反発し、前日比900円(6%)高の1万5930円とこの日の高値で引けた。23日の取引終了後に発表した2021年3月期の連結業績見通しは増収増益で、安定した業績拡大への期待が高まった。

21年3月期の売上高は前期比4%増の840億円、営業利益5%増の453億円を見込む。新型コロナウイルスの感染拡大で一部受注に遅れなどはあるが、老朽化した既存システムを刷新する企業の投資需要は強く、クラウドサービスが伸びる。23日にオンラインで記者会見した橘昇一社長は「政府による緊急事態宣言を受け4月は受注活動に遅れが生じたが、営業再開が進んでおり下期にかけて回復する」と述べた。

システム業界では1つの案件に複数の企業が連携することが多い。新型コロナの影響で開発や営業活動が制限されている企業が多く、体制の整備に時間を要する企業も出ている。ただ、オービックは営業から開発、サポートまで全て自社で完結する。新型コロナの影響で開発や営業活動が大きく制限されるなかでも「自社内で連携が可能でスピーディーな対応ができる」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の田中秀明氏)と評価する声がある。

「安定した業績拡大とクラウド成長期待でさらなる上値余地はある」(いちよしアセットマネジメントの秋野充成氏)との見方がある一方、24日終値ベースの予想PER(株価収益率)は40倍を超える。日本ユニシスの17倍や日鉄ソリューションズの14倍を大きく上回り、割安感に乏しいことには注意が必要だ。

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